ネット上の情報をうまく使ったやつが勝つ

受験勉強のブログを作ろうと思い、web上で受験勉強に関する情報をあさってみた。

私が受験したころ、ちょうど4年前くらいになるが、その当時も私は受験情報をネットから得ようとしていた。
受験勉強法を開設したブログやサイトがいくつかあり、それを参考にして自分の勉強の戦略を練った。
また、参考書を買うときも、ネットの評価、主にアマゾンなどのレビューを参考にして、本当に自分に合ったものなのか吟味して選んでいた。
勉強法を調べる時間に労力を費やすなら、まだその時間単語を覚えたほうがマシ、と言われた時もあったが、それなりに経験者の助言に従うと自分も納得できたし、それなりに成果があったと思う。

『16倍速勉強法』という本で、筆者の勝山氏が「受験勉強を始める前に、その受験の体験談を読め」的なことが書いてあった。

受験体験記なんて胡散臭いから信じるな!ということを、受験当時たびたび言われていたので、この主張は意外に思えた。

しかし、考えてみれば、自分の目標をかなえるうえで、すでにかなえた先人の経験や知恵を借りることは間違いではない。

もちろん、その勉強法が自分に完璧にフィットするとは限らないから、よく吟味したり、またデマなどに流されないよう情報に対して気を使うことも必要だろう。

だが、受験体験記を「参考」にすることは、非常に強力な武器となることは間違いない。

で、最近ではインターネット上の情報もブログなどの文字情報に限らず、スカイプなどを使った受験相談などをしているサイトもある。

たとえば、私が受験時代からお世話になっている受験勉強法ブログもスカイプ相談を始めた。

http://jukennavi.blog13.fc2.com/

読んでるとやる気が出る熱いブログ。

また、道伴舎という塾は、メールとスカイプを使い、「生徒に勉強を教えるのではなく、生徒の学習を見守り、サポートしていく」というサービスを展開している。

http://www.dohansha.com/

社長みたいな人の話聞いたけど、素敵な方だった。やはり熱いサービス。

また、新しい取り組みとして、manaveeはweb上に塾を作ろうとしている。大学生によって運営がなされているが、その大学生がユーストリームなどを利用し、授業をサイト上にアップし、さらにtwitterを使って講師とやり取りできるようになっている。それらのコンテンツはすべて無料で利用できる。

http://manavee.com/

大学の掲示板でも講師募集の張り紙を最近よく見かける。大手予備校を食ってほしい。

ということで、

私の受験時代にはなかったようなサービスが、たくさんネット上に生まれている。

しかし、私が塾で教えている限りでは、生徒の多くはそれらを利用できていないように思える。

あれだけ携帯をいじっているというのに、利用するのはメールやライン、twitterぐらいだし、もっともっとあなたたちのスキルがあればたくさんの情報を得られるのにって思う。

今どきの若い奴は!

ネットの情報をなめてはいけない。

探せば受験体験記なんていくらでもあるし、受験に役に立つサイトはいくらでもある。

もちろんそれらだけで受験勉強が成り立つわけではないが、「効率の良い勉強をする」という点では限りなく力になるだろう。

たくさんの情報に当たり、それらの情報をよく吟味し、自分に適用し、日々の学習に生かしていく。

今後は、この「いかに情報をうまく使うか」ということが、受験の成否を分ける大きなポイントになるはずである。

特にtwitterやスカイプ、メールで気軽にその辺の経験者とやり取りができるってのがすごい。

これは本当に活用すべきだと思う。自分で考えて解決するより、人に聞いたほうが何倍も楽になることが多い。

このブログでも、私が有用だと思ったサイトや、そうした情報にどのように向き合っていけばよいか解説していきたい。

ということで、大学受験をするあなた!「○○大学 体験記」って感じでググってみるといいよ!

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