早稲田祭いってきた

今年で学生最後ということで、3、4日にあった早稲田の文化祭、早稲田祭に両日参加してきた。

今までの3年間はサークル的に早稲田祭は全く関係なく、人ごみに疲れ中途半端な楽しみ方しかできなかった。

今年こそは、と意気込みつつも、やはり人の多さに疲れ、興味がある企画も少なく、
また勇気もないので多くの学生のようにナンパに興じることもなく、正直例年と変わらない感じであった。

しかし、最後の後夜祭まで初めて参加し、最後にみんなで肩を組んで校歌を歌ったとき、
ふと、早稲田に入ってよかったな、と感じてしまった。

後夜祭はステージショーが中心であった。
ダンスやチアリーディング、よさこい、歌なんかをみて、純粋にかっこいいなと思えてしまった。
私も演劇をずっとやってきて何度も舞台に上がってきたが、とてもかっこいいものではなかったし、
歓声を受けながら早稲田を代表するイベントのステージに立てるのは純粋にうらやましかった。

最近は就活を経て、ビジネスに人生をかけていくことについてよく考える。
でも学生は、お金にならないことに一生懸命になれる。なってもよい。
一生懸命観客を楽しませようとする彼らに感動したし、
まだ私も学生であるのだから、まだまだ終わりたくないと心から感じた。

後夜祭は、とても居心地がよかった。
ライブやクラブのような密室の高揚感もさることながら、同じ大学で学ぶ学生が一堂に会し、
文化祭の夜を過ごす。
最後の校歌は見知らぬ人と肩を組みながら歌った。
初めてここがホームだなと感じたし、早稲田は私の母校なんだなと感じた。
こういう気持ちを言葉に表すのは難しいけど、なんというか幸せであった。

高校の頃を思い出した。
私は自分の高校がすごく好きだったし、誇りを持っていた。

一方、大学は人が多く、個々がほとんどばらばらに動く。
活動にもよるが、すべての人が大学名を背負っているわけでもない。
だから、大学に対して帰属意識を感じることが少ない。

文化祭に最後まで参加して、初めて大学というものを感じられた。

そして、他の大学の文化祭には参加したことはないが、たぶんこうして肩を組んで校歌を歌ったり、
大学での一体感をここまで作ろうとするのは、早稲田の特色なのではなかろうか。

好き嫌いもあるだろうが、私はあのような雰囲気は好きだったし、
だからこそ早稲田に入ってよかったなと感じた。
浪人して第一志望に落ちたコンプレックスのせいで、今日までこの気持ちになることはなかった。

それは惜しいことだと感じる。

私はこれまでの3年間、変に早稲田を嫌い、純粋に早稲田生であることを意識することを避けてきた。
早慶戦などのイベントも一度も参加したことなかったし、飲み屋で肩を組んで校歌を歌う早大生を
正直軽蔑していた。

これはとてもつまらないことである。

自分の属する場所を変に憎むべきではない。
自分の存在する場所を愛せないことは、愛することによって生まれる居心地の良さ、幸せを手放すことになるだろう。
もちろん、どうしても好きになれないこともある。
でも、愛する努力をしていきたいし、そういう時に斜に構えて軽蔑することは避けたほうがよい。

卒業しても、自分のいた場所を大切にしていきたい。

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