受験生に迷っている時間はない。迷いを捨て、自らを動機づけしていく方法。


12/31 新潟県十日町市 今年は雪が少なめ

受験は「一つの目標を打ち立て、それに向かって準備を積み重ねるプロセス」です。しかし、この「たった一つの目標をめざしつづけること」は難しいことです。

私もこの世に生を持って以来、あっちへいったりこっちへいったり、ふらふらとしてきました。小学生のころの夢は学者でした。中学生のころはプロ野球選手で、高校時代は漫画家、文科省の役人、大学時代では役者、予備校教師。

受験時代も、現役時代の志望校は上智大学→早稲田大学、浪人時代は筑波大学→京都大学ところころ変えました。もし、最初から一貫して京都大学を目指していたら…そんなことも考えてしまいます。

これまで多くの受験生に出会ってきましたが、最後まで一つの受験校向かってやり切る、という受験生はそう多くありませんでした。

 「私には無理かもしれない」
 「他に自分に合った大学があるかも」
 「なんでその大学を目指しているのかわからなくなってしまった」

目標を変えることは悪いことではありません。しかし、目指すべき方向を見失ってしまい、勉強に身が入らないという時間がいけません。極力少なくしたいものです。目標設定であろうと、試験中であろうと、「答えの正しさの吟味に不必要に時間をかけること」は自分を貶める切り捨てるべき時間です。

というわけで、今回は「迷いを断ち切る」意思決定についてです。

 ■  結果は誰にもわからない

結局、その選択が正しいか否かは、その選択の結果を得てみないかわからない。何が起こるかは誰にもわかりません。京都大学合格という目標の是非は、京都大学に入ってからわかるのです。京都大学に行っても、たとえば京大の大量の金銭がらみの裏口入学が見つかり、ブランドが地に落ち、大学も授業どころじゃなくなってしまった。それでも、京大合格の目標は正しかったのか。それは、その時にしかわからない。

絶対的な答えはない。だから、より柔軟に自分の目標を考えていこう。これがすべての前提です。

 ■  一番大切なのは、「迷いを断ち切ること」

目標が決まらないことによる、最もの弊害は「時間」です。迷いによる停滞する時間です。迷っていて勉強に力が入らない時間、志望校を変え、巻き戻って対策を始める時間。そういう時間はを絶ちましょう。

大切なのは「自分が納得できる、ゆるぎない目標を作ること」。まだ目標がない人は、自分の納得できる目標を作ろう。今の目標に懐疑的な人は、もう一度その目標を見つめ直してみよう。

悩んだ末に見つかった答えが、「正しい」かどうかは、先述べた通りわからない。しかし、とにかく今の自分が納得して頑張れるのであればそれでよい。その目標にとって「今頑張れること」。今の自分が動く動機となること。勉強のモチベーションとなること。それが最も大切です。

 ■  揺るがない目標設定のためのTIPS

http://www.lifehacker.jp/2013/12/131225reframe_your_goals.html?utm_medium=referral&utm_source=pulsenews

心の底から自分が求めていることを知るための4つのステップ/LifeHacker

最近こんな記事を見つけたので参考に載せさせていただきます。「心の底から自分が求めていること」が、納得という感情に繋がります。「心の底から自分が求めていること」に対しては、誰に強制されずとも、努力することができます。シンプルに、「心の底から自分が求めていること」が何か、探求しよう。

 ■  「なぜ?」と自分自身に3回問う

前述の記事のステップの一つ、「自問自答すること」の方法について掘り下げたい。自分自身の想いを見つけるということは、言うが易しです。自分の本当の気持ちを見つける、ということはとても難しいことです。

私が社会人になって先輩からいただいた助言があります。その行為の必要/不必要を判断する際、必ずこうしなさい、というものです。

    やろうとしている行為に対して、3回「なぜ?」と問いなさい

たとえば、私は最近引っ越しをしようと家探しをしていました。
最終的には、 駅に近いが狭い部屋 と 部屋は広いが駅から遠い部屋 で迷いました。部屋の広さか、駅からの距離。どちらを取るかという悩みです。
そこで、3回問いました。

 なぜ「引っ越し」をしたいのか(今住んでいるところが嫌なのか)?
  ⇒今住んでいる会社の寮が職場まで遠いから

 なぜ「遠い」のが嫌なのか?
  ⇒通勤時間に時間がかかるから

 なぜ「通勤時間に時間がかかる」のが嫌なのか?
  ⇒睡眠時間が短くなるから

ここまで来ると、私が引っ越しに求めているものが「睡眠時間を確保する」となります。そこで、私は迷いなく「狭いが駅が近い」部屋を選びました。通勤時間をとにかく短くすることが大切なのです。

 ■  答えがなかなか見つからないときは

3回やってもなかなか納得できる答えが見つからな
い、というときは、やり方を変えてみましょう。

 1.問いの方向性を変えてみる(上の例では私はなぜ「嫌なのか」という文句で掘り下げました)
 2.視点を変える(志望校を選ぶ視点は様々。立地、学費、雰囲気、偏差値、就職実績、文化活動…etc)
 3.比較する(なぜ早稲田ではなく、京都大学なのか?)
 4.問いの回数を増やす(納得できるまで、より深く)

あくまで、迷う時間を断ち切る、というのが目的ですから、答えが見つからず時間をよりかける、というのは本末転倒です。どこか「このためだったら頑張れるぞ!」というモチベーションが湧いたところで、ストップしましょう。

決断とは、一つに決めることで、他の選択肢を断つことであります。何かを捨てることで、成功者はわき目を振らず進んでいけるのです。捨てる勇気を持つことが肝要です。

 ■  信念を持って取り組む姿勢を持て

大切にしてほしいのは「信念を持って物事に臨んでいく」姿勢です。「なんとなく」、ではなく、「~~のために」「~~だから」というように、一つ一つの行動に理由づけできるようになってほしい。

 なぜ予備校に行くのか
 なぜこの参考書をいま取り組むのか
 なぜいま国語ではなく数学の勉強に取り組むのか

これくらい考えるのに1分もかかりません。これだ!という自信を持って取り組むことで、やる気や集中力が上がります。また、不必要な勉強を減らすこともできます。

■  さあ自分を見つめなおそう


志望校を考え直すことは、とても大きいことです。
でも、どこかでしっかりと自分の意思を明確にすべきです。
これは将来の後悔をなくすことに繋がります。

この機会にぜひ「自問自答」を。
迷いを断ち切り、残りラストスパートに全力を出し切れることを祈っています。

 

精神論だけで受験は乗り切れるのか/クリスマスくらい楽しめ

       20131220 六本木                                    

受験体験記を書き終えました。かなり粗く読みづらい文章となってしまいました。時間を見つけて修正していきたいと思います。

このブログを作った当初、コンセプトとしては「スマートに志望校に合格するTipsを伝える」というものでした。にもかかわらず、受験記は通して「辛くても最後までやり切ろう!」というような精神論的なメッセージが多くなってしまいました。

私も記事を書きながら自身の受験勉強を振り返ると、どうしても辛い時間の方が長く思い出されました。その後、大学の定期試験対策、資格取得と、受験とは別ジャンルの勉強を行ってきましたが、精神的にラクでスマートに乗り切る、ということは稀でした。

点数を相対的に稼がなくてはならない試験の勉強において、楽しさだけで乗り切るのは困難なことでしょう。もちろん、学ぶ内容に対する興味・好奇心は0ではありません。しかし、ある一定のところまでいくと、試験勉強という枠組みの中の「作業」は地味でつまらない時間が来ると感じます。結局は、そのつらさを乗り越えなければ結果は得られないということになってしまいます。

それでも、です。それでも、その単純な地味なプロセスの中に、小さな成長や発見があった時に、それは大きなモチベーションになります。結果がよければそれはうれしい。しかし、人間どうなるかもわからない結果の先の喜びだけで頑張れるものではありません。過程の中に生まれる、小さな喜びにもっとフォーカスしたい。日々の試みを楽しめるようでありたい。

私は、そうした小さいけど結果にまでたどり着く原動力になるような、ちょっとした試みを得るヒント・Tipsを与えていきたい。志望校合格という結果に辿り着くまでの過程をより豊かに。

そして、目指すは結果に向かっていく行動すべてにあてはまる、普遍的な行動原則を見つけ出してほしい。私は受験だけをゴールにしたくはありません。人生における、すべての目的達成行動に貢献できる、一生モノのスキルを、受験を通じて学んでほしい。大学生活、サークル活動、就職活動、仕事。そうした人生の役割すべてに役立つスキルが、受験勉強で形成されうると思う。

そうした記事を私は書いていきます。

明日はクリスマスイブですね。浪人時代は新宿の予備校に通っており、通学路が新宿南口サザンテラスを通ることになっていました。イルミネーションで有名なスポットです。私はクリスマス近くイルミネーション灯る12月頃、サザンテラスを避け通学していました。彼女もいない浪人生にクリスマスを楽しむ余地はありませんでした。ひたすらにイルミネーションを避けました。

私は非リアの中の非リアな高校生だったのでこのザマでしたが、クリスマスくらいは楽しんでもいいんじゃないかと、振り返れば思います。ファミチキ片手に赤本開くのもきっと楽しいクリスマスです。ここから受験終了まで、本当に一息一瞬で終わります。最後の休息となるのでしょうか。勘を鈍らせない程度に、1年に1回のクリスマスを楽しんでください。

それでは!