精神論だけで受験は乗り切れるのか/クリスマスくらい楽しめ

       20131220 六本木                                    

受験体験記を書き終えました。かなり粗く読みづらい文章となってしまいました。時間を見つけて修正していきたいと思います。

このブログを作った当初、コンセプトとしては「スマートに志望校に合格するTipsを伝える」というものでした。にもかかわらず、受験記は通して「辛くても最後までやり切ろう!」というような精神論的なメッセージが多くなってしまいました。

私も記事を書きながら自身の受験勉強を振り返ると、どうしても辛い時間の方が長く思い出されました。その後、大学の定期試験対策、資格取得と、受験とは別ジャンルの勉強を行ってきましたが、精神的にラクでスマートに乗り切る、ということは稀でした。

点数を相対的に稼がなくてはならない試験の勉強において、楽しさだけで乗り切るのは困難なことでしょう。もちろん、学ぶ内容に対する興味・好奇心は0ではありません。しかし、ある一定のところまでいくと、試験勉強という枠組みの中の「作業」は地味でつまらない時間が来ると感じます。結局は、そのつらさを乗り越えなければ結果は得られないということになってしまいます。

それでも、です。それでも、その単純な地味なプロセスの中に、小さな成長や発見があった時に、それは大きなモチベーションになります。結果がよければそれはうれしい。しかし、人間どうなるかもわからない結果の先の喜びだけで頑張れるものではありません。過程の中に生まれる、小さな喜びにもっとフォーカスしたい。日々の試みを楽しめるようでありたい。

私は、そうした小さいけど結果にまでたどり着く原動力になるような、ちょっとした試みを得るヒント・Tipsを与えていきたい。志望校合格という結果に辿り着くまでの過程をより豊かに。

そして、目指すは結果に向かっていく行動すべてにあてはまる、普遍的な行動原則を見つけ出してほしい。私は受験だけをゴールにしたくはありません。人生における、すべての目的達成行動に貢献できる、一生モノのスキルを、受験を通じて学んでほしい。大学生活、サークル活動、就職活動、仕事。そうした人生の役割すべてに役立つスキルが、受験勉強で形成されうると思う。

そうした記事を私は書いていきます。

明日はクリスマスイブですね。浪人時代は新宿の予備校に通っており、通学路が新宿南口サザンテラスを通ることになっていました。イルミネーションで有名なスポットです。私はクリスマス近くイルミネーション灯る12月頃、サザンテラスを避け通学していました。彼女もいない浪人生にクリスマスを楽しむ余地はありませんでした。ひたすらにイルミネーションを避けました。

私は非リアの中の非リアな高校生だったのでこのザマでしたが、クリスマスくらいは楽しんでもいいんじゃないかと、振り返れば思います。ファミチキ片手に赤本開くのもきっと楽しいクリスマスです。ここから受験終了まで、本当に一息一瞬で終わります。最後の休息となるのでしょうか。勘を鈍らせない程度に、1年に1回のクリスマスを楽しんでください。

それでは!

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