なぜ戦略を立てるのか?

今回は具体的な計画の立て方に関していきます!

☆前回のまとめ

受験を成功に導く秘訣、それは以下の2つでした。

1.一度やったことはしっかり覚える
2.成果を出すために必要なことに、優先順位をつけている

つまり、とても大事なのは時間の使い方であり、「有限な時間の中で、ほかの受験生よりどれだけ濃密な勉強をできるか」が課題になります。
何も考えず、とりあえず勉強勉強!と言って机に向かっていることが成績向上につながるわけじゃないんですね。

有限とは言え、1年間ほどの長さがある受験期間。
その中で如何にムダがなく、志望校合格のために有意義な時間を過ごせるかということをまず考えたいんです。

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で、前回のとおり、「戦略を立てること」が大切だと思うんです。

私たちにはゴールがあります。
それは、第一志望大学に合格することです。

より具体的なゴールを挙げるとすれば、「その大学の入学試験で、合格点をとること。」
そして受験勉強とは
「志望大学の入試の合格点を取るために必要なことをす」
ということになります。

前回も言いましたが、ゴールは、勉強ができることでも、教科書を覚えることでもなく、単語帳1冊極めることでもない。
それらは、合格点を取るための「手段」であって、「受験勉強のゴール」ではない。
そこを履き違えてはいけません。

「志望大学の入試の合格点を取るために必要なものをやる」
これが1年でやるべきことだと言いましたが、そう簡単にはいきません。

まず、「必要なものは何か」これをつかむことが難しい。
大学受験には万能薬はありません。
これをやったら、絶対合格!みたいなものは存在しないのです。
自らに必要なものを考えていかなければならない。

また、勉強すべきことがわかったとしても、それがあまりの膨大な量であったらどうでしょう。
時間は1年です。

意外に短いんですよこの1年が・・・!
ええ、僕も思ってましたよ。まだ1年あるじゃんって。
しかし、時間は残酷に過ぎていく。
あと6ヶ月、あと3ヶ月、あと1ヶ月・・・
瞬く間に過ぎ去っていくのです。

そして成績も上がらないんだなこれが!
この参考書1冊やったら成績上がる!なんて単純なものじゃないんです。
ええ、焦りますわ。

塾の生徒見てても同じ感じです。
多くの受験生は、6,7月くらいには余裕そうなんです。
しかし、9月以降になってくると、急に焦りだす。

9月といえば、夏休みがあけ、模試ラッシュ。
また、本格的に志望校対策のために過去問を始めます。

模試などで自分の弱点が分かり、過去問などを解くにつれ、どんどん自分の足りないところが明らかになる。
あれもやばいこれもやばい。あれもこれもやらなきゃいけない。
やるべきタスクが多すぎて、パンク寸前になってしまう。

「果たして間に合うのだろうか・・・?」

そんな不安がよぎります。

このような事態は程度の差があれ、大抵の受験生が陥ってしまいます。

ではどうやってこの事態を避けるか。
私は「戦略を立てること」をおすすめしたい。

あらかじめゴールをはっきり見定めておいて、受験までの時間を考慮しながら、そこに至るプロセスをあらかじめ想定しておく。
そして、あとは実際に勉強しながら、成果に合わせて方向修正をしながら目標に近づいていく・・・

「合格までのプロセス」をしっかりと描く。勉強スケジュールをあらかじめ打ち出しておく。
そうすることで、「本番までの時間が足りない」「何を勉強すべきかわからない」「やることが多すぎてパンクしてしまう」というリスクを極限までに軽減する。

受験は、時間の使い方がとても大切です。
戦略を立てるということは、時間を最も有効に使うための武器なのである。

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~今回もわかりにくかったと思うので、まとめ~
受験は何も考えなかったり、考えてもあまり真剣に計画をねらなかった場合、最後に痛い目にあうよ!
1年という長い時間だけど、無駄に使ってたら周りと差がついちゃうし、間に合わなくなっちゃうよ!
そうならないためにも、あらかじめ計画をしっかり立てておいて、有効に時間を使っていくことが大切だよ!

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