こんにちわ、つむです!2024年6月に聖路加国際病院で第一子を出産しました。
聖路加には妊娠11週目の妊婦健診からお世話になったので、初診予約から最後の妊婦健診までの内容をレポートします。
聖路加国際病院を選んだ理由
まず、産院として聖路加国際病院を選んだ理由は3つあります。
①24時間365日無痛分娩に対応していること
私は無痛分娩を希望していたので、第一条件に無痛分娩に対応していることがありました。
さらに麻酔にはリスクがあるため、万が一の時に対応できるキャパのある病院であること、またお産はいつ始まるかわからないので、麻酔科医が常にいらっしゃり、24時間365日対応できる体制のある病院であることもポイントでした。
また、聖路加は無痛分娩でも計画無痛分娩ではなく、自然に陣痛が来るのを待って麻酔を入れる方針のため、直前に麻酔の要不要を変えることができます。
実際に陣痛が来てみて、麻酔なしで産みたい!と思う場合も、やっぱり麻酔が良い!と言う場合もどちらも対応OK(麻酔代は処置を行った場合のみ加算)という点も、私にとってはプラスでした。
②NICUのある総合病院であること
心配性な性格もあるのですが、万が一のことに備えて、新生児集中治療室など、赤ちゃんに対する十分な処置が出来る体制があることも重要視していました。
お産は何があるかわかりませんし、母子共に何かあった場合に、搬送の手間なく迅速に処置ができる体制のある大きな病院は安心です。
私の場合、結果的に大きなトラブルはありませんでしたが、不安にならずに出産を迎えられたのは聖路加だったから!と思います。
③家からなるべく近くであること
①、②を満たす病院は都内でもある程度限られますが、最終的には家の近くということが決定打となりました。
働きながらの妊婦健診では通いやすさは重要ですし、陣痛時に焦らず病院にいける距離であることもよかったです。
私の場合、破水から始まりタクシーで病院に向かったのですが、遠い距離だったらさらに慌てていたと思います。
また、入院中は毎日夫に来てもらっていたので、面会の負担を考えるとやはり近くにしておいてよかったです。
初診予約について
初診予約は、妊娠8週目以降かつ心拍確認後に受付をしてもらうことができます。
予約は聖路加の総合予約受付に電話をして取り、その際に心拍を確認した病院からの紹介状が必要となります。
電話はとても混み合っており、繋がるまでは掛けっぱなしでアナウンスを聞き続けることになります。
私は8週に入る日の週明け月曜の9時に電話しましたが40分ほど待ちました。(地味に通話代がかかるので注意ですw)
初診予約は3週間後の妊娠11週に入れることとなりました。
また、聖路加の妊婦健診は曜日制なので、基本的には一度決めた曜日で通い続けることになります。
担当医師は固定ではなく、曜日担当の先生のどなたかに当たることになり、私は3人の先生のどなたかに毎回診てもらっていました。
妊娠初期〜23週
初診(妊娠11週)
初診では、まず1階受付で患者登録を行い、そのあと3階の女性診療部で受付となります。
大きな病院なのでやや迷うことと、患者登録に時間がかかるので、少し余裕を持って行くと安心かと思います。
診察までの待ち時間は日によって大きく差があり、5分程度ですぐ呼ばれる日もあれば、1時間半待った日もありました。
午後の方が比較的待ち時間は少ないように思います。
初診ではまず助産師さんの問診があり、これまでの妊娠歴や今回の妊娠のこと、家族歴などをお話ししました。
そのあと診察があり、子宮頚がん検診と経膣エコーで赤ちゃんの様子を見てもらい、今後の妊婦健診の受け方についてレクチャーを受けました。
最後に2階の採血センターで採血をして、お会計をして終了でした。初回は検査が多めだったと思います。
2回目〜4回目(妊娠23週まで)
妊娠23週までは4週間に1回の健診頻度となります。
健診の流れは、採尿(あれば、採血も)→体重・血圧測定→産科受付→診察→お会計という流れで、たまに助産師外来が入ると診察の前後で助産師さんとの面談が行われました。
この時期の健診で気になったポイントを以下に挙げます。
①風疹抗体検査結果
風疹は予防接種済みですが、妊婦さん基準では抗体不十分ということで、注意の手紙をもらいました。
妊娠後期にちょうど麻疹が流行ったので少し不安に感じたので、妊娠前に可能であれば再度検査や予防接種を受けられると安心です。
②子宮頸管長の測定
妊娠18週の健診で子宮頸管長の測定がありました。
ここで基準よりも短い場合は切迫早産のリスクありとして、安静または入院になることもあるようです。
周りで切迫の方の話を聞いて不安に思ったこともありましたが、その後は特にお腹の張りなどがなければ、測らないようで、妊娠後期まで特に下からのエコーはありませんでした。
③精密エコー
22週の健診で、いつもより少し時間をとって心臓周りのエコーをじっくり見てもらったのですが、希望があれば別枠で実施される精密超音波検査の予約を取りました。
これは40分程度時間をかけてじっくりとエコーで赤ちゃんの状態を見てもらう検査で、8000円ほどで自費の検査となります。
聖路加の通常健診でのエコーは白黒ですが、精密超音波検査では4Dエコーを見ることができました!
あくまで検査なので、記念撮影目的ではないことを念押しされていますが、写真や動画撮影の時間もいただけました。
エコーの結果は次回の妊婦健診時に伝えられますが、その場でも概ね問題ないことを教えていただき、とても安心しました。
5回目〜9回目(妊娠35週まで)
妊娠24週以降は、2週に1回の健診となります。
安定期と呼ばれる時期ですが、この間は特に問題はなく、健診も特別なことはなかったかと思います。
30週前後で、お産の希望を書くバースプランについての説明があり、36週までに記載してくるように指示がありました。
10回目〜13回目(妊娠36週から)
36週以降は、週に1回と健診頻度が上がります。
内診について
毎回経膣エコーがあり、お産準備の進み具合をチェックしてもらいました。
私は39週まで赤ちゃんが遠く、お産の兆候も全くなく、38週の内診からはいわゆる「グリグリ」をしてもらっていました。
しかし39週でもまだまだお産の兆候がなく、先生からはスクワットなど運動を頑張るように言われていたので予定日超過を覚悟していました。
が、、健診の日の夜に突然破水して入院となりました。本当に何が起きるかわかりませんね…!
麻酔科の診察
また通常の健診に加えて、37週頃に麻酔科の問診と血液検査がありました。無痛分娩を希望しない場合でも、こちらの受診は必須ということでした。
アレルギーやこれまでの麻酔歴などを確認し、無痛または帝王切開時の麻酔の方法やリスク、副作用などの説明を受けました。
入院事前手続き
また、入院に関する事前手続きは38週から39週にかけて行い、39週の受診時に保証金をお支払いしました。
健康保険組合から出産一時金を病院に支払ってもらい窓口負担を少なくする「直接支払制度」を利用する場合は30万、利用しない場合は70万を支払います。
私は利用しなかったので、70万円をクレジットカードで支払いました。残りの差額は、退院時に精算となります。
直接支払い制度は利用した方が窓口負担が減りますが、利用しない場合は一度全額支払い、あとから健保に請求となるので、クレカポイントが多めに貯まるという点にメリットがあります。
私の健保では、直接支払い制度の利用有無によって手続きの煩雑さも変わらなかったので、制度は利用せず全額を立て替えて支払いました。
以上が、聖路加病院での妊婦健診レポになります。
聖路加はスタッフの皆様がとてもホスピタリティ溢れる方ばかりで、さらに医療機関としての安心感もあり、初めてのお産の場所として選んで本当によかったと思っています。
次は、いよいよ入院と出産についてのレポートを書きたいと思います!
コメント