集英社

集英社
結果:ES通過⇒筆記試験落ち
~2ch就職板より~ 出版社スレ1年の流れ

12月 大手の採用ページが順次開設される。
   三年生の心をぐっと惹き付ける。それを冷めた目で見る二週目人。
1月 大手三社の刊行物の話題。だいたいファッションか漫画。
   ファッション誌やりた~い!!なんて発言も飛び出る
2月 エントリーシートの話題
   まにあわねーだの締切当日だね書かなきゃとか
3月 キター!、ダメだった、逝って来るが流行語大賞取れる。
   筆記試験の話題も
4月  勝組、負け組、明暗くっきり。面接の話とか。目が大手三社から離れる
5月 大手三社以外の出版社の話題が多くなる。選考どうだったよ、みたいな探りあい。
   これが十月くらいまでつづく。
   十月に近づくにつれて「周流」「ニート決定」「無い内定」「時間よ戻れ!」
   が合い言葉になったりならなかったり

このコピペは出版業界就活の実態を表しているように思うのです。
就職志望業界の中でも、最難関といわれるマスコミ就活。
その中でも、採用人数が非常に少なく、かつ一般教養、時事への関心、文才、発想力等求められる出版業界の
就職難易度は業界でも非常高いレベルだと思います。
私は就活当初は教育業界を志しており、ベネッセ⇒学研⇒出版業界という流れでこの業界を目指しました。
しかし、業界・企業研究を進めるにつれ、出版業界の厳しさを知り、さらにエントリーシートのめんどくささにより、
多くの企業はエントリーを断念。
ということで、出版業界はほとんど志望していなかったと言っても過言ではないのですが、
その中でもしっかりエントリーシート提出までこぎつけた大手出版社が一つ。
それが集英社です。
集英社といえば、言わずと知れた大手3大出版社の一つ。
この出版不況の中、「週刊少年ジャンプ」という、業界でも数少ない黒字を出す雑誌を発行する会社です。
出版不況ということで、ここ数年は先のない業界の筆頭として数え上げられる出版業界ですが、
集英社だけは事情が違う。
ブンナビ!という就職情報サイトの統計では、2012卒の就職人気ランクでは堂々の3位を記録。
特に文系の学生には圧倒的な人気を誇るようです。
採用人数は大体10名前後でこの人気ですから、本当に狭き門と言えます。
さて、そんな集英社に私がなぜESを送りつけるに至ったかというと、
ESが書きやすかったから
の他ありません。
大手3社の中では自分にとって最も書きやすかった。
大学の試験から日数が空き、時間を十分に取れたというのも要因かもしれません。
◆一次選考=書類選考
webテストなしの書類選考です。2/14の消印有効でした。
以下、内容(と私の回答)


【集英社のエントリーシート設問】
■設問1
志望ジャンルでどのような仕事に携わりたいか、具体的に書いてください。
・第1志望
・第2志望
・第3志望
『デジタル化で集英社の刊行物をよりわかりやすく』電子書籍元年から2年が過ぎたが、
電子書籍に対しては『読みづらい』との反発も多く、広く普及したとは言えない。
しかし、私はむしろデジタル化することによって、紙媒体にはなかった付加価値を与えることが
できると思う。例えば、新書など難しい内容のものでも、アニメーションなどのイメージを加えれば
より読みやすくなるだろう。人々が好んで選ぶような電子書籍を作りたい。

■設問2
あなたが出版社を志望する理由を書いてください。
『読書を通じて、子供に政治や経済のことを考えさせたい』
日本の子供の学力低下が問題視されて久しいが、私はこの問題を解決するために子供たちに
自分の頭で社会を考えさせる能力を身につけさせたい。私は、集英社みらい文庫に
新たに『社会を考えるシリーズ』を創設することで、学校では教えてくれない政治や経済の仕組みや
身の回りの社会問題の知識を与え、世の中を考えさせる機会を与えたいと思っている。

■設問3
出版業界以外で興味を持っている業種·企業と、その理由を書いてください。

教育サービス業界・ベネッセコーポレーション:学校教育を中心に日本を立て直したいという思いがあり、
クラウドやICT技術を用いて、学校・家庭・企業を結ぶネットワークの構築や教師の業務の効率化をしたいと思っている。

■設問4
学生時代とくに力を入れたことについて書いてください。
塾講師のアルバイトでの、日本史の教材作りである。私は苦手意識を持つ生徒でも
日本史に興味を持てる授業にしようと考え、一から日本史のオリジナル教材を作成した。
教材には自分で撮った写真を取り入れ、さらにその写真の中では私自身が歴史人物を演じた。
興味を引くだけでなく、知識事項も生徒の頭に焼き付けるようにした工夫である。

■設問5
あなたの長所·短所を書いてください。
強みは物事の決定における慎重さである。彼女とのデートの計画でさえも、ネットや雑誌を駆使しながら徹底的に調べ上げ、現地に下調べを行った上で彼女を最大限喜ばせることのできるプランを作る。短所は、時に慎重すぎて優柔不断になってしまうことである。決断力を身に着け、男らしさをアピールできるようにしていきたい。
■設問6
あなた自身がうつっている写真1枚とフキダシを使って、
あなたの「キャラクター」を紹介してください。
(立体物不可。写真の裏面に氏名を記入のうえ、
 貼付してください。タイトルを忘れずに記入してください)
■設問7
下記のジャンルについて、あなたが影響を受けたり、
印象に残っている作品·誌名などを書いてください。
(1行1作品で書いてください。他社のものでも、もちろん結構です)
・雑誌「」×5 (理由·感想·エピソードなど)
・書籍「」×5 (理由·感想·エピソードなど)
・コミックス「」×5 (理由·感想·エピソードなど)
・映画·TV番組·音楽「」×5 (理由·感想·エピソードなど)
・Web·携帯サイト「」×3 (理由·感想·エピソードなど)
■設問8
あなたの人生3大ニュースを書いてください。
・1位
・2位
・3位
■設問9
課題作文
・あなたが「コミュニケーションって難しい!」と感じたエピソードを600字以内で書いてください。
(コミカルなもの、シリアスなものなど、作文の形式は自由です。ただし、実話に限ります)
・オリジナルのタイトルを必ずつけてください。


こんな感じです。
私にとって集英社が初めての本エントリーだったもので、内容とかめちゃくちゃ粗いですね。
出版社は一応エンタメ業界ということで、肩の力を抜いて、気楽に書くことを心がけました。
ほとんど本も読んでないですし、本への愛とか、本雑誌漫画がどうこうとか書いたところで
本当に好きな人にはかなわない。
ちなみに、私は書いた通り、出版物にはほとんど触れずに生きてきました。
漫画もほとんど読みません。勉強がてらこの時期「バクマン」を読んでいたくらいです。
なので、志望動機は「電子書籍」「教育」という切り口で、本の知識がなくとも、
ある程度自分の興味知識に誓い題材を選んで書きました。
課題作文はサークルの演劇活動で、芝居における会話表現に関して熱く語りました。
さて、内容は非常に稚拙で、
・企業研究は説明会参加なし、HP参照のみ
・そもそも出版に興味なし
・当日消印のギリギリまで喫茶店で涙ながらに焦り焦り書く
  ↓
誤字だらけ、間に合わないから修正テープバリバリ
という状態で提出しました。
が、結果通過。
要因はよくわかりませんが、デジタルや教育など、あまり他の人が好き好んで選ばない角度から
責めたのが功を奏したのでしょうか。
・選考の仕方に関して
たまたま出会えた社員の方から聞いたところによると、
集英社のESは現場社員が3人くらいで回し読み(1人5分程度)
  ↓
○×△みたいな評定をそれぞれつける
  ↓
評定いいやつが通過

 というような選考だそうです。
要は現場のスタッフ目線でも、面白いと思ってもらえればいいということです。

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