私はこうして京大に落ちた Part2

受験体験記

浪人して最初の模試、5月の代ゼミセンター模試は今でもよく覚えている。

受験会場は成蹊大学。

初めての吉祥寺だった。

 

・お気に入りのカバンが壊れた。

・初めての7科目受験で1日中模試という厳しさを感じた。

・帰り道に閉店セールをしていたタカキューでジーンズを購入した。

 

もう5年も前なのに、よく覚えている。

浪人最初の模試。気持ちが高ぶっていた。

 

当初の第一志望は筑波大学であった。

理由は2次試験で数学がなかったこと。一人暮らしにあこがれており、学園都市での生活に対し、大きな希望があった。私の志望していた教育学部が割と有名で、学びたいことも合致していた。

当時は割と本気で行きたいと思っており、それなりに真面目に目指していた。

 

 

さて、時間は結果が返却日まで飛ぶ。

模試の結果はどれくらいであろうか。前回の模試は昨年12月のセンタープレだが、そこからセンター最後の追い込みで、多少成績はあがったのではないか。でも、結局全落ちだったし、大したものではないのかも。期待と不安が溶け合い、ドキドキしながら、代ゼミタワー地下の模試センターまで足を運んだ。結果やいかに・・・

 

第1回代ゼミ全国センター模試 結果

英語     偏差値72.3

国語     偏差値63.5

数学1A   偏差値39.2

数学2B   偏差値45.9

日本史     偏差値71.6

倫理     偏差値54.4

生物     偏差値54.0

7科目偏差値    57.6

文系3科目偏差値  69.1

 

どえええええええええ!?

 

模試成績の前に驚愕した。

英語と日本史は偏差値70越え、文系3科で69.1。苦手な国語もそう悪くはない。

始めたばかりの数学はさておき、倫理生物もまずまずなあたりがすごい。現役の時の国語以上の偏差値である。

第一志望で出願した筑波大学は数学がこれでもD判定。
現役で落ちた早稲田教育・文学部もB判定。
さらに慶應文学部はA判定とまででた。早慶でB判定以上取れるなど、現役では考えられなかった。

 

 

続いて、1か月後の記述模試。

第1回代ゼミ全国記述模試

英語       偏差値72.3

国語       偏差値67.7

日本史      偏差値64.9

 

文系3教科   偏差値68.3(全国19798人中369位)

 

筑波大学人間学群       A判定(全国2位)

筑波大学人文学類      A判定(全国1位)

早稲田大学教育学部     A判定

慶應義塾大学文学部     B判定

早稲田大学文学部      B判定

早稲田大学社会科学部   A判定

 

ほげええええええええええええ!!!!

 

こんな良い模試結果みたことない!今まで英語1教科しか偏差値60いかなかったのに、ほぼすべてOver65、英語に至っては初の70突破!!!

それどころか、ついに現役時代第一志望の早稲田教育でA判定…!

や、やったぞ!

しかも、第一志望筑波大学に至ってはA判定に加え、全国1位の座に。

なななななんてこったい!

 

よく考えれば浪人して偏差値が上がるのは当たり前の現象だ。

現役の受験時に私より成績の良いものは合格してごっそりいなくなり、新たに受験をはじめた新3年が大量に増える。ピラミッドの頂点はごっそり大学進学し、我々浪人組がその頂点まで自動的に押し上げられるわけだ。現役時より偏差値が上がらないと逆におかしい。

しかし、うれしいものはうれしかった
現役は不合格だったといえども、割とぎりぎりだったのではないか・・・?
俺ってやっぱり勉強できる・・・?

4月から浪人が始まったばかりでこの成績。しかも筑波はすでにA判定。おそらく、ここから勉強を普通に勉強していけば合格は間違いない。

こ、これは・・・・

 

志望校を上げるべきではないか・・・?

 

そんな思いがふつふつと生まれた。

溢れる自信は、危険信号

Part3  予備校が充実。略してよびじゅう

コメント

タイトルとURLをコピーしました